ピレネーグランフォンドに参加したお話。
かねてよりずっと願望していましたヨーロッパの山岳自転車ロードレースにやっと参加できました。

7月2日(日曜)がレースで、その他仕事も入れたため旅日程は6月28~7月8日で行ってきました。
主な目的地は、南フランスです。
今回は、加茂さんと2人旅でした。ヘルシンキ経由、飛行機で行きました。遠いです。遠いですが行くだけの価値はあると思いますし、この先の人生においてたびたび思い出す良き旅になりました。
さて羽田〜ヘルシンキは、昔8時間でしたが、今は飛行ルートが北極の上なので13時間ほどです。ヘルシンキ〜もさらに3〜4時間です。 時差は7時間ほど、西へ移動なので時差ボケはあまりなかったです。
加茂さんはスペイン語がペラペラで英語も少し行けますが、私は、ボンジュールとメルシー(こんにちはとありがとう) しか喋れません。 パン屋にパンを買いに行くだけで『はじめてのおつかい』状態であります。 不安です。 小さな行動から簡単に大きな不安が味わえます。
フランスの南のほうにピレネー山脈がありましてツールドフランスでもよく使われます。一帯はピレネー国立公園に認定されていてとても山々が大きくて圧倒されます。←語彙力なし
期間中は、アルジュレス=ガゾスト に滞在してました。
宿の写真その1
宿写真その2
自転車ショップの二階に広いアパートがあって、そこに連泊し自炊でした。 自転車輪行のトラブルもすぐに解決できました。
数あるレースから、私がチョイスした大会はこちら WEBを開いてみたところで、フランス語なのか英語なのかそれすらわからんし内容がよくわからないため、そっと閉じる もう一回開いてみる やっぱり意味わからんからそっと閉じる を繰り返して 大会当日を迎えます。。 補給箇所が何箇所あるのか、わからないままスタートしました。ユーチューブで予習したらそこそこみんな食べていたから大丈夫だろうと思いました。
大会を選んだ理由は、ツールマレー峠 を上り" target="_blank">ツールマレー峠をレースで使うから! 2018年にツールマレー峠は来ていてすっかり気に入っている場所だったのです。
大会の距離は、173km
獲得標高は、3734m
気温 15~27℃ くらい
結果
全体で140位 カテゴリ別(おじさんクラスで18位?でした。
普通に完走できました。
私の準備。。
準備というか、、大会前までレースなのか?日本で言う所のグランフォンド的ツーリングなのか?わかってなかったです。 結果的には、エイドで補給食と水は出すタイプの基本的にレースでした。 順位もタイムも出すし表彰もあり信号はなし。交差点もラウンドアバウトも選手が来る時は、スタッフが車を止めてくれています。招待でグルパマエフデジFDJの選手も一緒に走りました。
峠や、レースで使う道は一つ一つ前もって当然獲得標高と平均斜度が調べられますが、そんなの調べたら面白くなくなる
という雑な好奇心から、あえて調べませんでした。 これができるのは、やはり30年近く乗ってきて経験値と体力と開き直りと対応力がついたからだと思います。良い子は真似しないように。
さてたとえばツールマレー峠一つとると、27.5キロ登ります。獲得標高1500mほど。。その後19キロ下ります。 下りが長いのはわかっていたので、アルミリムに普通のクリンチャータイヤに、軽量ブチルチューブで行きました。 サドルバッグに予備チューブ二本とパナの良く入る空気入れも持参です。オフィシャルカー走っていてツールの選手のように助けてくれますが、まっているとロスなので自力でなおす覚悟でレースに出ました。他の参加者もサドルバッグつけていました。

2009コルナゴEPS フルクラム3 カンパ11S 39×52 11~29 ソーヨー軽量ブチルピレリタイヤ
ストラバデータ

アンシザン峠
https://www.google.co.jp/maps/@42.9041146,0.2874613,3a,75y,282.42h,87.33t/data=!3m7!1e1!3m5!1sRS1gt5vsNZucIXcxnwM02Q!2e0!6shttps:%2F%2Fstreetviewpixels-pa.googleapis.com%2Fv1%2Fthumbnail%3Fpanoid%3DRS1gt5vsNZucIXcxnwM02Q%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D326.161%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100!7i13312!8i6656?entry=ttu

スタートからdst=45kmまでほぼゆるやかな下りか平坦で、宿方面へ戻る感じでツールマレー峠の麓をめざさします。1h20分ほど高速サイクリングでした。時速50キロでひさびさに集団が流れて行きます。スズカのレースの少し速い感じでした。
そこからツールマレー峠が始まります。27キロ 山頂は2110m 獲得標高1589m レーススタートから3時間15分で山頂でした。 そこで一つ目のエイドステーションでした。

山頂で優雅に写真撮れると思っていたら、他の選手は皆たべたらすぐに出発して行きます。
この隊列に(小集団)乗り遅れると疲れるため、私も先を急ぎます。
19キロ下り。。 なかなか スリリングな、ガードレールのない 高速な 峠道を、そこそこのペースで
かっ飛ばしていきます。
次の峠は、 アンチザン峠 これが聞いてないの連続。。 まず舗装が簡易舗装?ほぼダート。
15キロほど登ります。 獲得標高差670m
山頂で107キロ←スタートから。
未舗装と言うこともあって、聞いてないほど疲れてパワーダウンします。
ここでも補給があって、dst100km超えていたから 、多めに 食べました。
そこから136キロ地点まで約30キロを下りか平坦で、小集団は、けっこう高速でローテーションしてゴールを強調して目指します。
後で考えたらこれが行けなかったか?と思うほど、そのあとのアスパン峠はヨロヨロでしか登れなくなってしまっていて、下調べしないから地獄の苦しみをアスパン峠で味わう羽目になりました。
アスパン峠の入り口は、スタートして136キロ
山頂は148キロ
たった12キロしかない 獲得標高742mほど
峠を私は、なんと1時間20分もかけてノロノロと登っていた。
理由のひとつは、ギア不足 でした。
下調べしたら面白くなくなる とか言っていたじぶんを殴りたいと思って 登っていました。。
結論から書くと、これだけ上る大会に出るなら34×34を準備しないとまったく 話にならなくなる。
下調べは重要
自分の自転車はF=39t リア29T 日本で普通にツーリングするにもすこし重い設定かな?くらいだけど
本当に足りなかった。 RPM40とかになってしまって、 もう地獄。
途中から もう 女子選手にも何人も抜かれます。。
このへんでおかしくなって プラス思考の考えが頭を巡ります。
坂はきついが景色は最高だし、
いやまてよ これを登って下ってしまうと レースが終わってしまう。(ゴールしてしまうのがもったいない)
レースが終わってしまうのはもったいないから のんびり 登ってもいいんじゃない?
そうだ そうだ
3年もまえから楽しみにしてきたんだし、 ゆっくり行くか~
ただの練習不足と 自転車の設定ミスで登れない ことを 屁理屈で 乗り切るのであった。。。
今年も 、ツールドフランスでは ツールマレー峠と アスパン峠 つかっていましたね。
ここ 走りました。
ハンガーノックなのか?練習不足なのか、ギア不足なのか?または全部なのかわからなくて
死ぬほど遅く登りきったアスパン峠をクリアして、残りは下り基調でゴールまで行きました。
そして

いただけたのが、この料理!
なんと参加者は無料で食事がついてくるのです。
最高! 参加費ただみたいなもんです。
この味がもう忘れられないくらい
普通だった。
本当は美味しかったと書きたいけど、
だいたいフランスは、そんなに美味しくないんだよね。。
おわり。


7月2日(日曜)がレースで、その他仕事も入れたため旅日程は6月28~7月8日で行ってきました。
主な目的地は、南フランスです。
今回は、加茂さんと2人旅でした。ヘルシンキ経由、飛行機で行きました。遠いです。遠いですが行くだけの価値はあると思いますし、この先の人生においてたびたび思い出す良き旅になりました。
さて羽田〜ヘルシンキは、昔8時間でしたが、今は飛行ルートが北極の上なので13時間ほどです。ヘルシンキ〜もさらに3〜4時間です。 時差は7時間ほど、西へ移動なので時差ボケはあまりなかったです。
加茂さんはスペイン語がペラペラで英語も少し行けますが、私は、ボンジュールとメルシー(こんにちはとありがとう) しか喋れません。 パン屋にパンを買いに行くだけで『はじめてのおつかい』状態であります。 不安です。 小さな行動から簡単に大きな不安が味わえます。
フランスの南のほうにピレネー山脈がありましてツールドフランスでもよく使われます。一帯はピレネー国立公園に認定されていてとても山々が大きくて圧倒されます。←語彙力なし
期間中は、アルジュレス=ガゾスト に滞在してました。
宿の写真その1

宿写真その2

自転車ショップの二階に広いアパートがあって、そこに連泊し自炊でした。 自転車輪行のトラブルもすぐに解決できました。
数あるレースから、私がチョイスした大会はこちら WEBを開いてみたところで、フランス語なのか英語なのかそれすらわからんし内容がよくわからないため、そっと閉じる もう一回開いてみる やっぱり意味わからんからそっと閉じる を繰り返して 大会当日を迎えます。。 補給箇所が何箇所あるのか、わからないままスタートしました。ユーチューブで予習したらそこそこみんな食べていたから大丈夫だろうと思いました。
大会を選んだ理由は、ツールマレー峠 を上り" target="_blank">ツールマレー峠をレースで使うから! 2018年にツールマレー峠は来ていてすっかり気に入っている場所だったのです。
大会の距離は、173km
獲得標高は、3734m
気温 15~27℃ くらい
結果

普通に完走できました。
私の準備。。
準備というか、、大会前までレースなのか?日本で言う所のグランフォンド的ツーリングなのか?わかってなかったです。 結果的には、エイドで補給食と水は出すタイプの基本的にレースでした。 順位もタイムも出すし表彰もあり信号はなし。交差点もラウンドアバウトも選手が来る時は、スタッフが車を止めてくれています。招待でグルパマエフデジFDJの選手も一緒に走りました。
峠や、レースで使う道は一つ一つ前もって当然獲得標高と平均斜度が調べられますが、そんなの調べたら面白くなくなる
という雑な好奇心から、あえて調べませんでした。 これができるのは、やはり30年近く乗ってきて経験値と体力と開き直りと対応力がついたからだと思います。良い子は真似しないように。
さてたとえばツールマレー峠一つとると、27.5キロ登ります。獲得標高1500mほど。。その後19キロ下ります。 下りが長いのはわかっていたので、アルミリムに普通のクリンチャータイヤに、軽量ブチルチューブで行きました。 サドルバッグに予備チューブ二本とパナの良く入る空気入れも持参です。オフィシャルカー走っていてツールの選手のように助けてくれますが、まっているとロスなので自力でなおす覚悟でレースに出ました。他の参加者もサドルバッグつけていました。

2009コルナゴEPS フルクラム3 カンパ11S 39×52 11~29 ソーヨー軽量ブチルピレリタイヤ
ストラバデータ

アンシザン峠
https://www.google.co.jp/maps/@42.9041146,0.2874613,3a,75y,282.42h,87.33t/data=!3m7!1e1!3m5!1sRS1gt5vsNZucIXcxnwM02Q!2e0!6shttps:%2F%2Fstreetviewpixels-pa.googleapis.com%2Fv1%2Fthumbnail%3Fpanoid%3DRS1gt5vsNZucIXcxnwM02Q%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D326.161%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100!7i13312!8i6656?entry=ttu


スタートからdst=45kmまでほぼゆるやかな下りか平坦で、宿方面へ戻る感じでツールマレー峠の麓をめざさします。1h20分ほど高速サイクリングでした。時速50キロでひさびさに集団が流れて行きます。スズカのレースの少し速い感じでした。
そこからツールマレー峠が始まります。27キロ 山頂は2110m 獲得標高1589m レーススタートから3時間15分で山頂でした。 そこで一つ目のエイドステーションでした。


山頂で優雅に写真撮れると思っていたら、他の選手は皆たべたらすぐに出発して行きます。
この隊列に(小集団)乗り遅れると疲れるため、私も先を急ぎます。
19キロ下り。。 なかなか スリリングな、ガードレールのない 高速な 峠道を、そこそこのペースで
かっ飛ばしていきます。
次の峠は、 アンチザン峠 これが聞いてないの連続。。 まず舗装が簡易舗装?ほぼダート。
15キロほど登ります。 獲得標高差670m
山頂で107キロ←スタートから。
未舗装と言うこともあって、聞いてないほど疲れてパワーダウンします。
ここでも補給があって、dst100km超えていたから 、多めに 食べました。
そこから136キロ地点まで約30キロを下りか平坦で、小集団は、けっこう高速でローテーションしてゴールを強調して目指します。
後で考えたらこれが行けなかったか?と思うほど、そのあとのアスパン峠はヨロヨロでしか登れなくなってしまっていて、下調べしないから地獄の苦しみをアスパン峠で味わう羽目になりました。
アスパン峠の入り口は、スタートして136キロ
山頂は148キロ
たった12キロしかない 獲得標高742mほど
峠を私は、なんと1時間20分もかけてノロノロと登っていた。
理由のひとつは、ギア不足 でした。
下調べしたら面白くなくなる とか言っていたじぶんを殴りたいと思って 登っていました。。
結論から書くと、これだけ上る大会に出るなら34×34を準備しないとまったく 話にならなくなる。
下調べは重要
自分の自転車はF=39t リア29T 日本で普通にツーリングするにもすこし重い設定かな?くらいだけど
本当に足りなかった。 RPM40とかになってしまって、 もう地獄。
途中から もう 女子選手にも何人も抜かれます。。
このへんでおかしくなって プラス思考の考えが頭を巡ります。
坂はきついが景色は最高だし、
いやまてよ これを登って下ってしまうと レースが終わってしまう。(ゴールしてしまうのがもったいない)
レースが終わってしまうのはもったいないから のんびり 登ってもいいんじゃない?
そうだ そうだ

ただの練習不足と 自転車の設定ミスで登れない ことを 屁理屈で 乗り切るのであった。。。
今年も 、ツールドフランスでは ツールマレー峠と アスパン峠 つかっていましたね。
ここ 走りました。
ハンガーノックなのか?練習不足なのか、ギア不足なのか?または全部なのかわからなくて
死ぬほど遅く登りきったアスパン峠をクリアして、残りは下り基調でゴールまで行きました。
そして


いただけたのが、この料理!
なんと参加者は無料で食事がついてくるのです。
最高! 参加費ただみたいなもんです。
この味がもう忘れられないくらい
普通だった。
本当は美味しかったと書きたいけど、
だいたいフランスは、そんなに美味しくないんだよね。。
おわり。