スペインで、人の家に泊まった話し

バルセロナから2時間半ほど、内陸の田舎へ行ったところに、加茂さんの友達が住んでいて、泊めてもらう事になった。
2012のツールドフランスを見に行くついでに、よったんだけど、とてつもなく田舎で、コンビニはおろか店らしきものも、なく、社会から断絶してるんじゃないか?と思うほどだった。
土の法面(のりめん) に、そのまま誰かが掘って、半分洞窟半分家みたいな感じで、世界遺産なのか?ホームレスなのかわからない独特な雰囲気で、まさか宿泊できるなんて夢のようだった。
ちなみに2012年だったか? 初海外旅行で、ツールドフランス観戦とバルセロナ観光をした。
それまで日本から出た事はなかったが、これを機に箍が外れたように海外被れになったように思う。
家にエアコンもないが、案外半洞窟なので室内は涼しくて、真夏でもよく寝れた。 室内の壁も洞窟の壁そのもので、ゴツゴツしていて、さわると土が削れる。 だが室内は、綺麗になっていた。
加茂さんはスペインに留学してたので、スペイン語はネイティブなみ。 宿主の友達と夜まで、ものすごい速さでスペイン語でおしゃべりしてた。
朝になって、驚いたのが停電してた。 さらに驚いたのは、まったく動じない宿主。。
いちおう電気は電線があって来てるらしいが、天災でもないが、しょっちゅう停電するらしい。
宿主は、停電なんてまったく気にしてない様子だった。 よくある事=停電 みたいだ。
iPhoneは、持っていたが充電はソーラーとか別の方法でしていた。
停電して騒ぐのは日本人だけだなと思った。
電車が止まって騒ぐのも一部の日本人。
新幹線が電気トラブルで止まったら、おそらくスペイン人は、へ〜〜だから何?くらいの事なんだろけど、日本ではあまりにインフラが整いすぎているから、少しでもイレギュラーが起こると、鬼の首を取ったように騒ぐよね。
