kenichi cycle 　　 店長　ブログ　

自転車って、必要なものを購入した後、
『何をするか？』が　重要と言われます。
何を買うか？よりも、
大切なのは『何をするか？』『どんな事をするか』です。
他のスポーツに、くらべて選択が非常に多く、
それゆえに、わからなくなってしまう方が
見えます。

どうしても学校や会社は、受動的になりがちですので、急に自発的かつ想像的に、たのしめば良いと言われても？？
ハテナハテナ？何がそんなに楽しいの？になってしまうのです。　ですからYouTube見て片っ端から楽しそうな事はやってみたらよいと思います。

　少し逸れて例えると、私も22歳の頃スノーボードをしてました。板とブーツ、ウェアとゴーグル、揃えました。当時スキー場の近くに住んでいたので、10〜15万くらいかけて揃えた様な記憶があります。
何もできない所から、はじまります。　たしか板などを買う前に、レンタルで二回ほど借りて、様子みて、我流で空いたゲレンデでやってみて、超筋肉痛になりながら覚えて、本屋さんに行ってポジションと力の入れ方を立ち読みして、(ネットなかった) 覚えて、また練習して、一回だけ半日コースの教室に入って覚えていきました。
　ある程度滑れるようになったら、忘れないように繰り返し通ったように覚えてます。綺麗にターンはできるけど、それだけでは無い人達が、ゲレンデをぴょんぴょん飛んでいるのを見て憧れを抱いてました。次は、飛んでみたいなあ。　。飛びながら回るやつ。。

　ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

何か感じませんか？　スノーボーダーには、失礼ですが、スノーボードは、わたしにとっては、可能性の幅が、自転車比べて狭いなあと思いました。
具体的には、ゲレンデの滑降、ゲレンデのパークでトリック、滑降TTレース、クロスのレース、かなりの腕を持ってからゲレンデ外の自然の山を滑るやつ、(バックカントリーとかいう)　くらい？　
フカフカの深雪を滑り降りていると、ものすごく脳内のドーパミンがでて大好きですが、そこまで到達するにはけっこうかかるなとその時思いました。　　自転車でいう散歩みたいのがないんです。。。。

　22歳と言う事は、すでに本格的に自転車レースし始めてから7〜くらいは、経過してました。　

7〜8年やってると、ある事に気がつきます。
それは初心者と言われるくらいしかやってない年数の方が、かなり短い期間で、そうとうな上級者(実力者)に勝つような事が起こる分野だなと。
　これはレースの世界の話しです。

逆に、12〜15年やっていても急に出てきた高校生の軽量級の子に負けてしまい、それが嫌で辞めていってしまう場合もあるでしょう。
　
どちらが良いと言っているのではなく、そのような特性があるって話しです。　
レースに興味がある方は、遅くないです。年取っていても関係なく数年でかなり日本の頂点までいけます。
40歳超えていて初心者でも大丈夫です。 はじめましょう。

　ロードバイクやシクロクロス バイク、グラベルロード、マウンテンバイクは、それぞれレースがございます。私はたまたまそれぞれレースにでますが、
レース出ると、イコールで視野が狭い世界に入るように思えます。　生活のなかの大部分を練習に当てていき、実力をつけて、レース会場へ行き、ハウツービデオをあさりパワーメーター買って、レースに出て、レースに出て来た人達のみで順位とタイムとポイントを競い合い、、もしダメだったら、反省して機材買ったり整備したり、また練習してレースで活躍できる事こそが至高なんだ！　と、考えがレース思考に
なりがちです。　レース思考は良いですが、キャンプツーリング派やポタリング派を非難するのは違います。ただの一つの楽しみ方に過ぎないので、レースが一番偉いなんてことはありません。
　しかしこういった経験があると後に成功しやすいと著名人が言っていた事もあり、目的から逆算して照準合わせて時間をやりくりして大会に実力をぶつけてみる事はとても良い事だとは思います。それだけ考える量が多いのかもしれません。
　何と言うか日々の生活でも、神経を研ぎ澄まして　考えて考えて
多角的に見れるようになるかもしれません。


一方で、自転車は、先ほどから言っているように、
もっと様々な使い方と楽しみ方がある道具です。

最近では夕方涼しいですよね。　高くなくてもいくらでもいいクロスバイクやマウンテンバイクで、近所を30分とくに用もないのに、ライトつけてパトロールして見て下さい。　もし車で通勤しかした事のない方でしたら、すごく気持ちいいし、あらたな発見があって
気分転換にもなるし軽く運動にもなるし、こんないい事ないと思ってます。こういった使い方を、ポタリングと言います。　散歩するように自転車で、フラフラ〜と歩くような走るようなゆったりしたペースでいくのです。　突然あらわれた交差点で感で曲がってみてわざわざ迷う遊びがおすすめです。

ママチャリでも、ポタリングはできるんですが、私が思うに重すぎると、せっかくストレス発散ライドなのに、ストレスが溜まってしまうので、できればリドレーフェニックスSLXみたいな軽い自転車がいいと思います。　

で、ポタリングの上級者になってきたら、

１〜2時間位の冒険に出てみて、おすすめは、自分の生活圏ではまったくないエリアに行ってみる事です。

その延長で、そうだ　しらびそ峠って行ってみようとか、渋峠行ってみようとか、石垣島一周して途中で海水浴してみたいとか、そうなっていきながら
自分のスタイルができていきます。
　最近では、わざわざ自動車から離れて自転車に山ほどキャンプ用品くくりつけて、山や湖にいってbike&campとか言ってキャンプしたり焚き火したり
する方々も増えてます。　

ストレス発散ではじめて、それがストレスになっては本末転倒ですので、それぞれのスタイルにあった楽しみ方をしていけば良いと思ってます。


色々書きましたが、　ストレス発散なのに、ストレスになっていくようではなにも生まれないです。

少しずつ　少しずつ　自分のペースで、いろいろ実験してみてください。