6月に、フィンランドのヘルシンキに行って来ました。
行くまでまさか、あんなに広大なフラットダート天国だとは知らなかったです。
今世界中でグラベルロードバイクの供給が盛んでして、各社さまざまなブランドが、純ロードバイクとグラベルロードバイクとラインナップしてきてます。
カンゾA
日本だと、走るところが見当たらないため、ややキョトンとした方が多いのが現状です。
(いっぱい未舗装は、あるので、知らないだけです)
フィンランドはその昔1000湖ラリーの舞台となっていて、現在では車のWRCのフィンランドステージとして受け継いでいます。
車やラリーが好きな方は、あのフラットな砂のような小さな砂利のような綺麗で勾配のあまりない道を想像できる事でしょう。
そんな場所を自転車で走って来ました。 まさかこれほど整備された道が永遠に続くと錯覚するほどあるなんて知らないままに夢心地の体験でした。
道は、アプリで案内されて迷う事なく、基本的に急勾配はなく、フラットで、超走りやすい道ばかりで、
ストラデビアンケのような道と言う感じです。
一日中そんな天国のような、平地の未舗装を走ってもまだまだ奥に奥にあるみたいでして、是非ヘルシンキに行ったら必ず自転車でフラットダートツーリングしたほうが良いと思える体験でした。
帰ってきて考えたら、当店ふくめだいたいの店にあるグラベルロードバイク(たとえばカンゾスピードやカンゾA、)などは、このような場所で本領発揮する乗り物ではある事は間違いないし、メーカーも想定路面がおそらくヘルシンキの郊外のような所を理想としてると感じました。
それはグラベルロードバイクに限らず、マウンテンバイクだって同じです。 カナダのウィスラーに行けば、ローカルの人達が当たり前にトレイルを縦横無尽に走り回り楽しんでいます。
それをそのまま、日本に当てはめる事はなかなか不可能に近く、どうしても楽しみ方がガラパゴス化
します。
今までは、楽しみ方のガラパゴス化は、どうなの?って思ってましたが、旅に出て考えが変わりました。
よりいっそうガラパゴス化して、独自の進化をとげればいいじゃんと思います。
日本には、日本の荒れ果てた林道が山ほどあるので、
そこを走って行けば楽しみ方としては、どっちもどっちで面白いと思います。何せ阿多古川など清流のすぐ近くに林道があるから、林道ライドと川遊びをセットにしたザ日本のグラベルツーリング的なのは、フィンランドではできない素敵な楽しみ方だと思うようになりました。
では具体的に、どのようにグラベルロードを楽しんで行くか?と言うとやはりタイヤを2.0インチ(50ミリ)程度にしたら良いです
それから、インナーローが、一対一以下の超軽いギア比が必要です。
なぜなら勾配がきつい所が多いから。
できればEバイクがあればなお楽しめるように思います。 健康的な若者もEバイクに乗りましょう。
あらたまの湯